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創業者インタビュー

  • 2016/04/26 UP

    category:建設業

    ランド・ハウス工業株式会社 代表取締役

    白石 幸之介 氏

    "お客様の満足に対してまっすぐにやり遂げる"

    http://www.l-design-home.jp/

事業紹介 事業が成功した理由 失敗から這い上がった… 座右の銘 将来の夢、志 
これから創業に挑戦す… 

事業紹介

 輸入自動車販売で営業をやっていましたが、何か自分でつくったものをお客様に提供してみたいという思いがあり、住宅という大きなものを一から作り上げて、お客様に提供したいと始めたのがきっかけです。

 その中で、いろいろな方々と手を取り合って、最初はコラボレートでやっていたのですが、最終的には自分が経営者になった方がいいとの思いから、現在の形である経営者になりました。

事業が成功した理由

ひとつのことをやり続けることの大切さ

 成功というのは、どの段階を取るのか非常に難しいのですが、今までいろんなことをやってきた中で、それでもやはり一つのことをやり続ける、専門に秀でていくということが一番大事だと思います。また、それをやり続けた結果、今このような地位となっているのではないかと感じています。

半学半教の精神で市場に傾聴する

 「住まいづくり大学」という学びの場を含めて、お客様の声を商品に加えようということを考え、半学半教という精神でやってきました。つまり、半分はお客様が作っているということです。私どもは教える側ですが、このことも半分作っているということになります。これらがミックスした時に、必ず世の中に通用する商品になるだろうと考え、日々お客様の声に耳を傾けようという私どもの精神がだいぶ普及してきたのではないかということだと思います。

お客様の優先順位を尊重して幸福度を

 住宅をお求めになるお客様には、そのお客様にあった優先順位があると思います。例えば、広さを求めている方、デザインを求めている方、いろんなお客様がいらっしゃいます。私どもは、まずそこを認知することから始めます。その上で、お客様にあった商品を、その方の価格に合わせて提供するようにしています。それがお客様の幸福度に必ずつながると考え、事業を進めてきたことが成功の要因だったのかなと、今になって振り返るとそう考えています。

自身の研究を元に、システム化を図る

 また、お客様にあった優先順位に対して、そのパワーバランスをシステム化することができたことも大きいです。元となったのは、働きながら執筆した修士論文です。人間を真ん中においたときに、すべての因果関係を数値化して分析し、それをフラットにするという研究です。

 この研究を元にシステム化を進め、お客様の希望を叶えるためにシミュレートできるようにしました。そうすることにより、常に旬な情報がお客様に開示されるわけです。このようなシステムもまた、お客様にあった商品を提案する上では大きな力になっていると考えています。

 

失敗から這い上がった経験談、苦労から学んだ経験談

創業当初の資金繰りで苦労の連続

 創業当初というのは、常々お金の悩みがつきまといました。しかし、どうしてもやりたいことがあり、この苦境を耐えるために、夜は運転代行をしたり、いろいろなアルバイトをしたりしていたこともありました。そうすると、夜遊びに行かないで済みますね(笑)。

 やはり、自分が楽をしてしまうといけません。創業することによって、リスクを背負ったわけですから、我慢することは我慢する、それが大事です。失敗というよりは、目の前の階段を一段ずつ登るような覚悟でやっていくことが大事なのかなと思います。

業務をシステム化、スマートフォンを活用

 業務をシステム化することに対しても、私は力を注ぎました。現場でスマートフォンを活用したシステムを作成し、図面やあらゆる資料を職人さんが持つスマートフォンに送付できるようにしました。そうすることで、打ち合わせに時間的コストや金銭的コストを下げることに取り組みました。

時代に合った職人さんと寄り添って

 しかし、職人さんには頑固な方も多く、最初はメールの使い方にも不慣れで、そのシステムを受け入れてくれる方が少なかったです。それに対して、「例えば、飛脚の時代だったらあなたは頑固でいいですが、私は電子メールを使います。どちらの方が速いですか」というように、このシステムの良さを一つひとつ説明していきました。今の時代にあった職人像とはなんだろうと考えられた職人さんは、私の考案したシステムを活用して、今でも協力していただいています。

プレゼンから論理的思考を学ばせる

 社員に対しては、月曜日の朝に私が目的とその目的を達成するための成功要因を課題として設定し、社員にプレゼンテーションをさせています。これは、創業当初から継続して行っていることです。

 やはり、目的や目標、問題点や仮説を建てられない人は、最後にまとまらなくなってしまいます。このような状態でお客様にお話をしているとなると、魅力ある商品でも売れません。そういう社員は、お客様の前に立つべきではないというのが私の考えです。

 まずはプレゼンテーションをすることから、PDCAサイクルに必要なことを社員に伝えて、私どもの商品について論理的に説明できるように教育しています。

座右の銘

「心髄萬境転(しんずいまんきょうにてんず)」

 この言葉は、一つのことをやり遂げて、その中で一番を取るという意味です。時代の流れや環境の変化は絶えず起こっていますが、心は常にまっすぐ在りたいものです。まっすぐ進んでいれば、必ず誰かが認めてくれるということが、私の座右の銘になっています。

将来の夢、志

自分を磨いて、夢は第一歩から

 夢というのは、大きいことをいうのがいいのかとは思いますが、基本的には第一歩を進めないと、その夢を達成できないと思います。そのためには、やはり自分を磨き続けるというのが、今の私の夢です。

 自分を磨き続けることで、社員や仲間、スタッフに恵まれます。そういった周りに恵まれると、必ずそれを慕ってくるお客さんに恵まれます。それを積み重ねた結果が、必ず自分の会社の大きさにつながっていくと信じて、今は自分磨きをすることが常々の夢であり、目標でもあります。

アルパインを通して経営と向き合う

 また、意識して行っていることですが、アルパイン(登山方法の一種)を続けていこうと思っています。はじめは、体力の維持を目的にしていました。しかし、実際にやってみると、最初の10分がとても辛く感じることが多いのです。その10分をどうやって乗り越えるか、耐えることができたら、あとは楽に感じるものです。それは、まさに経営に似ていると思います。その意味でも、自分磨きをする上で、アルパインを続けて、経営的なことについても自分と向き合いたいと思います。

これから創業に挑戦する人へ一言

夢を叶えるためには自分磨きから

 「夢を叶える」、一言でいうと非常に簡単なのですが、そのためにはやはり自分磨きをすることが一番だと思います。今、目の前にあることを全力でやりきるということが、必ず未来につながっていくと、私は確信しています。そこにトライできないようでは、一歩、二歩と前には進めません。

認めて、認められることでシナジー効果

 自分磨きをして、目の前にあることをやり遂げることで、自分が他者を認め、そこから他者が自分を認めてくれるようなサイクルになってくると思います。そうすることで、必ずシナジー効果が発生し、自分の力以上のものが発揮されると思います。まずは、今あることに全力で挑戦してみましょう。 

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