創業者講演会(創業者創出ミーティング)

  • 2019/02/06 UP
  • category:サービス業(他に分類されないもの)
"誇りを持てる伝統産業・醤油で後悔しない人生を"

2018年年7月7日(土) 高崎商科大学 にて


株式会社伝統デザイン工房 代表取締役

高橋 万太郎

https://www.s-shoyu.com/

事業紹介 創業のきっかけ 若者へのメッセージ 
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  • 事業紹介

 全国の醤油を100mlサイズで販売する醤油専門店「職人醤油」を運営しています。ビジネスモデルとしては醤油屋さんに小さいサイズの醤油を作ってもらい、販売します。もし、「美味しかったから大きいサイズがほしい」とお客様に言われたら、「じゃあ直接お醤油屋さんから買ってください」とご案内します。各メーカーの醤油の良さを伝え、販売しています。

 

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  • 創業のきっかけ

醤油にたどり着くまで

 私が就職した当時はベンチャーブームで、自分でも何かやりたいと思っていたことがきっかけです。普通に就職しましたが、やっぱり自分で商売がしたくて3年で会社を辞め、新婚旅行をかねて自分が興味のあった伝統産業を中心に、3ヶ月間の国内旅行をしました。出合った商品は300程度ありました。伝統産業は長く大切にされており、誇りが持てて好きになれそう、という想いから選びました。その中で日々、日本に住んでいる人の日常に欠かせないもの、かつ、セレクトして買っていないものがいいと思い、「醤油」にたどり着きました。

醤油の勉強から事業内容が見えてきた

 醤油のことをとりあえず勉強しようと思って、「醤油の勉強がしたいから行っていいですか。」と近くの醤油屋さんに電話しました。その醤油屋さんで「もっと勉強したい。どうしたらいいですか。」と話し、次の醤油屋さんを紹介してもらいました。それを繰り返し、最後はほぼアポ無しで、30軒くらいの醤油屋さんを回りました。なんとなく醤油のことが分かってきたときに、東京の百貨店に行きました。そこで、原料や作り方はわかっても、どんな醤油がいいか全然わからないと気付きました。醤油に少し詳しくなった自分がわからないということは、世の中のほぼすべての人はよく分からずに醤油を買っている。でも味比べしたくても、1リットル・1升瓶の醤油を買うのは勇気がいる。「なら、小さくしよう!」と思い至りました

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  • 若者へのメッセージ

 自分のしたいことと安定、どちらを大事にしても正解はありません。ただ、終末期病棟の看護師さんから、患者さんの話を聞いたことがあります。「今までの人生で一番後悔したことは何ですか?」と聞くと、みな共通して、自分が失敗したことではなく、しなかったことを後悔するそうです。

 私が創業したときは26歳でしたが、何のプランもなく会社を辞めました。でも、貯金が尽きたらまた就職活動をしてサラリーマンに戻ればいいと思っていました。そう考えると、創業にリスクやデメリットは感じませんでした。創業のメリットは、すべて自分の判断で決められることでしょうか。自分が好きになれそうな人としか仕事をしませんので、コミュニケーションのストレスは少ないと思います。また、自分で信頼をつくっていくと、そのつながりでいい人を紹介してもらえます。

 後悔しない、やりたいことで生きるという生き方も、面白いと思います。

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