創業者インタビュー

  • 2015/05/26 UP
  • category:医療、福祉
"子育ては大変だけど、楽しい!を伝えたい"

株式会社チャイルドホープ(伊勢崎市)  代表取締役

古作 洋平

http://www.childhope-oozora.jp/

事業紹介 創業のきっかけ 事業が成功した理由 失敗から這い上がった… 座右の銘 
将来の夢、志 これから創業に挑戦す… 
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  • 事業紹介

 

 株式会社チャイルドホープは、小さな保育園ですが、職員一同心を込めた保育をして、楽しい毎日を提供しています。心に響く感動をお伝えし、お子さまや保護者さまに必ずや楽しい毎日をプレゼントします。

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  • 創業のきっかけ

ニーズと方針のギャップから…

 元々音楽が大好きで、ずっと音楽活動をしていた私は、一生音楽に携わっていきたいと思っていました。子どもたちと音楽を楽しむことができる保育の世界に興味を持つようになったのは、私にとっては自然なことでした。専門学校卒業後、勤務していた保育園は規模が大きく、教育面などでとても勉強になりました。そこに私自身も、子どもたちの様子などを研究することができました。

 その過程で、「本当はもっとこうしたらいいのになぁ…」というような教育方法を思いつくようになりました。けれども、勤めている保育園にも方針があるため、当時は実現させることが難しかったのです。

 

理想の保育を実現するために

 本来、お子様や保護者さまのニーズに応えられる保育を理想としたいところです。しかし、それが必ずしもその園の方針とは一致しないことがありました。私が感じるお子さまや保護者さまのニーズに対して、園の方針で向き合えないことに疑問を抱き、不満が募り、転職も経験しました。

 やがて、「こうしたらいいのになぁ…」という理想の保育を実現するには、「自分で保育園をやるしかない!」という思いが高まり、納得がいく保育を追求するために保育園を立ち上げました。

 

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  • 事業が成功した理由

理想の保育と時代のニーズを柔軟に

 まだまだ成功したとは言えませんが、少しずつですが利用者が増えてきたことに手応えを感じています。お子さまや保護者様のニーズに対して、私どもの園は小回りが利き、すぐにそのニーズに応えられます。このニーズは時代とともに変わるものです。最近では、自然を大切にしたり、子どもの自主性を尊重したりする保育が好まれます。私もスタッフも、理想とする保育という軸は保ちつつ、時代のニーズに振り回され過ぎずに対応して、柔軟に成長していけたらと思っています。それが「私たちのことを、これほどまでに考えてくれる保育園はないです」という保護者さまからいただく声になっていると思います。

 

大切なことに気付くためのコミュニケーション

 また、積極的にスタッフ間のコミュニケーションを取っています。ミーティングでは、その日の気になるニュース、特に子どもに関する話題を取り上げ、スタッフ同士の考え方を知り合う機会を作っています。ミーティングでも、園内研修でも、私は園の方針や理想の保育をスタッフに上から押し付けるようなことはしません。お子さまもスタッフも、自分から大切なことに気付き、私はそれを伸ばしたいのです。

 上から押し付けられる経験は、私自身の経験上、あまりよく思わなかったこともあり、私どもの園では自分から大切なことに気付くことに注力しています。

 

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  • 失敗から這い上がった経験

知ってもらうために地域に飛び込む

 立ちあげた当初は、保護者さまのご理解を得られず、なかなか預けていただけませんでした。いかんせん実績がなく、いくら勧めても保育内容をご理解いただくことが難しかったです。販促活動としてチラシを配布しましたが、思うような効果は得られず、園を知ってもらうことには、とにかく苦労の連続でした。

 しかし、考え方を変えて、地域の行事などに積極的に参加し、地域の方とのコミュニケーションを通して、園やその活動を知っていただくようにしました。その様子や園内の活動などは、Facebookで紹介するようにしました。それによって、少しずつですが私どもの園を知り、活動に興味を持ってくれる方が増えてきたように思います。

 

帰ってきた子どもがよく笑ったんです!

 初めて月極め契約をしてくれた方は、契約をする前は別の保育園に通われていました。たまたまその保育園がお休みの日に、スポット的に1日だけ預かることになりました。その方が再び来園されたのですが、その時にお母さんだけではなくお父さんも一緒にいらっしゃいました。すると、お母さんが「1日だけ預けた日の夜、うちに帰って来てから子どもが本当によく笑ったんですね、こんなことは今までなかったんです。お父さん、ここにしましょう!」といって、私どもの園を選んでくださいました。

 このお母さんからの言葉は、苦しくても理想の保育を追求してきてよかった、それを実現さえすれば子どもをこんなにも笑顔にさせることができるだと手応えを感じ、大きな自信になりました。おもわず、その日は焼き肉に行ってお祝いしました(笑)。

 

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  • 座右の銘

「自分の才能を見つけ出し、信じて磨き続けなさい。

 自分の運命は自分で切り拓くのです。(ウォルト・ディズニー)」

 

 この仕事は、出会いに恵まれます。そのひとつひとつは、偶然にも思えるようですが、私はそれが必然なのだと思っています。この必然性を信じて疑わず、出会った人に興味を持ち、その関係を大切にしたいです。せっかく出会えた人、そこから得られる経験があるのですから、それを活かさないのはもったいないじゃないですか。

 

 元々、人を楽しませること、それを作り上げることが好きです。これは私自身の才能なのだと思っています。私の才能は、多くの人とのかかわりを通して得た経験から磨き続けてきました。

 ディズニーの言葉は、迷ったり不安になったりした時に、そっと私の背中を押してくれます。私自身もその素敵な言葉に何度となく救われ、力をもらいました。

 

 

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  • 将来の夢、志

子育ては大変だけど、楽しい!を伝えたい

 少子高齢化社会を迎え、昨今の子育て環境を取り巻く状況は、様々な課題を抱えています。いずれも厳しいものではありますが、それらの課題に対して、私どもなら解決できると考えます。

 保護者さまの中には、「子育ては大変なもの」だというイメージをお持ちの方も少なからずいらっしゃいます。そういう保護者さまこそ、根幹に「子育ては大変だけど、楽しい!」と思っていただきたい、それが私ども保育園に求められる社会貢献だと思います。私はそれを実現し、地域に浸透させていきます。

 

家庭で「先生の名前」が出る保育を

 私が理想とする保育を子どもやスタッフに浸透させていく上では、やはり毎日の積み重ねが大切だと感じています。スタッフの目線でいえば、理想の保育が誰かの受け売りであり、それを「させる」と考えるのではなく、自分から気付いた理想の保育を「する」という考え方を重視していきます。これは園内研修において、スタッフに徹底していることです。また、子どもたちについても同様で、誰かに「させられる」のではなく、自分から楽しさや価値に気付いて、「する」ことを重視していきます。

 小さなことかもしれませんが、家庭で「先生の名前」が出てくる保育を目指しています。そのために出来ることとして、あらゆる手段を活用していきます。それが「子育ては大変だけど、楽しい!」というひとつの形であり、私どもができる社会貢献につながるからです。

 

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  • これから創業に挑戦する人へ、一言

自分を知って、まずは動きましょう

 自分らしさ、持ち味、才能を知ることです。それは、必ず挑戦する事業に活かせるはずです。やって損はしません。頭の中だけであれこれ考えているよりは、多少見切り発車だったとしても、動かないよりは動いた方が成果に結びつくことでしょう。

 

成功するイメージを信じて、向き合う

 私は常に成功するイメージを持ち、それを信じて疑わないようにしています。園のイベントなどで、時にはうまくいかないことがあります。自分では納得できませんが、周囲からは「そんなに失敗は気になりませんでしたよ、むしろよかったです」などと慰めや励ましの声をかけられると、私はより悔しさがこみ上げてきます。私がもっとできていれば…、きっとそれに応えて園児たちはもっと伸びてくれるはずだった…、失敗は自分が理想としていた保育を一瞬疑わせます。そこで腐らずに前向きに考え直して、理想の保育や園児たちの実際に向き合います。悔しさをバネにして、それと精一杯向き合うことによって、自分が信じる成功のイメージにより近付けると思います。

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