動機・決意・志

―― 創業動機

 調査によると「自己実現」「年収アップ」が多くを占めています。しかし、一方で経済的なリスクも伴います。
失敗しないために、しっかりした志を持ち事前準備を万全にしましょう。単なる現状からの逃避が動機とすれば成功は見込めません。

―― 取組む事業

 どのような事業を業しますか。どのような事業でも、共通する成功の要因は、

  1. やりたいこと
  2. 経験し成功してきたこと
  3. 保有資格や得意の分野
  4. 世の中で必要とされている事業

です。

分析・調査

―― 自己分析

 事業を成功させるには、現状の分析が重要です。代表的なSWOT分析で自 己を分析してみましょう。
Sは強み、Wは弱み、Oは機会、Tは脅威です。

Strengths:強み

 事業を成功させるために、あなたはどのような「強み」を持っていますか。
例えば、豊富な経験、資格、特殊技術、ネットワーク、資金力、意志力 など

Weaknesses:弱み

 克服しておかなければならないあなたの「弱み」は何ですか。
例えば、営業力、人間関係、健康不安、資金不足、意志薄弱、トラブル など

Opportunities:機会

 あなたの事業での「ビジネスチャンス」は何ですか。
例えば、成長分野、新分野、すきま分野、規制緩和、人がやりたがらない分野 など

Threats:脅威

 事業の中で「脅威」となることは何ですか。
例えば、大手参入、規制強化、競争激化、成熟・衰退産業、強力なライバル など

SWOT分析図

―― クリアすべき課題

 自己分析で明確になった課題は、創業までにクリアしておきましょう。
特に、事業のビジネスチャンスを明確にし、事業の強みを更に磨き、障害となる事業の弱みを克服しておきましょう。

―― 市場調査

 取り組む事業に関する市場について調査しましょう。

  1. 市場の将来性
  2. 市場規模
  3. 市場のすきま
  4. 市場の中で勝てる領域
  5. 自身の経験・資格との適性
  6. 必要な開業資金
  7. ライバル企業

など。

準備

―― スケジュール

 開業日が決まったら、準備スケジュールを逆算して組むことが重要です。

  1. 資金
  2. 店舗
  3. 備品
  4. 商品仕入
  5. 販売促進
  6. 採用
  7. 資金準備
  8. 会社設立登記
  9. 事業の許認可の確認
  10. 関連部署等への諸届け
  11. 金融機関の選定
  12. 開業案内

など、綿密な準備スケジュールが必要になります。

―― 失敗しないための準備

 創業は夢のあることですがリスクも伴います。リスクを最小限にするためにも、以下の準備をしておきましょう。
失敗を防ぐには1~3年程度の準備期間が必要です。

自己研鑽

 進出するのほか、今後は経営全般についても学んでください。

  1. 経営とは何か
  2. マーケテイング
  3. 財務知識
  4. 経済新聞や月間ビジネス誌の購買、など

周囲の理解・協力

 周囲の理解・協力は事業成否のポイントです。

  1. 家族・友人・現勤務先の理解
  2. 現勤務先からの支援
  3. 現勤務先の取引業者の応援

特に現勤務先には時間をかけてでも納得をしてもらい、円満退職しましょう。